カテゴリー「手話・コミュニケーション」の12件の記事

2008/05/30

飯田手話サークル

[creek]一昨日からまた果樹園の手伝いに帰省している。摘果作業をしているのだが、収穫時季とちがって夜はわりと時間があるので、地元の手話サークルの見学に行ってきた。
このサークルに顔を出すのは、じつは4度目くらい。今回は普段の定例会と曜日も会場も異なり、体育館で「スポーツ交流会」をやっていた。見ているだけのつもりが、私もちょっとバドミントンに参加したりして。いやあラケットを振ったのなんてン十年ぶりかも? 羽根つきレベルだけど大汗かいてしまった。こりゃ筋肉痛も出そうだな……。

飯田手話サークル」は、近く創立35周年を迎えるそうだ。通常の例会は毎月第一週目を除く水曜日の19時頃から21時まで、さんとぴあ飯田で開かれていて、まいど厚かましく「見学」と言いながらおじゃましている私も親しく迎えてくれている。ありがとう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/02/10

ちいさき神の、つくりし子ら

[transformer]曇り空の昨日、雪の予報を気にかけながらも、プレタポルテ企画公演『ちいさき神の、つくりし子ら』を観に俳優座劇場に出かけた。
原作戯曲は1980年初演、マーク・メドフの『Children of a Lesser God』で、映画化されてもいるから(邦題:『愛は静けさの中に』)、物語を知っている人は多いかも。
この公演については、ドシルさんのブログの記事でたまたま知ってチケットを予約することができ、久しぶりの観劇ということもあって、ずっと楽しみにしていた。

続きを読む "ちいさき神の、つくりし子ら"

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2007/04/30

日本語字幕

[phone call]国内でも公開が始まった映画『バベル』には、日本語のセリフ部分にも字幕が付けられた。全編字幕付きで上映されることになった経緯については何度か報道されてきたが、聴覚障碍者を中心とした署名活動の嬉しい成果だ。

これまで、記事でも触れられている『ラストサムライ』や、少し古い映画だが『ブラック・レイン』などでは、DVDでも日本語の会話に字幕が付かず、十分に楽しむ事ができなかった(そこだけ英語字幕に切り替えたりして観たけれど、日本語のようにはすらすら読めないし)。他にも中国映画『鬼が来た!』を借りたときは、やはり日本兵のセリフには全く字幕がなく、仕方ないから一度テキストに起こしたものをプリントして短冊状に切った手作り「字幕」を用意して、ディスプレイの傍でめくりながら観た。

最近のものでは、話題の『硫黄島からの手紙』や『太陽』のDVDにも、残念ながら日本語部分に字幕はないそうだ。また、邦画でもDVDには日本語字幕が付くものが増えてきているものの、まだまだ全体から見ればその割合は多いとは言えない。たしかにコストはかかるかもしれないが、字幕にスポンサーを募るなど、実現する手立てはあるのじゃないだろうか。

この『バベル』の例をきっかけに、これから、より多くの映画にちゃんとした字幕が付くようになると良いなあ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006/10/07

たこ焼き

[takoyaki]ろう協手話サークルが,区のまつりに恒例のたこ焼き屋台(模擬店)を出しているので手伝いに行った。

私はたこ焼きを焼くのは初めてだったから,隅の方でベテランのろう者に教わりながら始めた。
鉄板に油を引き,溶いた生地を流し込み,蛸を一切れずつ置いて,刻んだキャベツと紅生姜,天かすをまぶす。少し固まり始めたら千枚通しのような串を使ってくるりと手早く裏返す。はみ出たタネも巻き込むようにしながら回転させて丸めていく。焼けたら8個ずつ船形の器に並べて売り手に。そこでソースや青海苔が掛けられてお客さんの手に渡る。
何度か繰り返しているうちにけっこうきれいな球形に焼けるようになってきた。なかなか楽しい。

台風が逸れて熱帯低気圧に変わったおかげで,良く晴れた土曜日は人出も多く,屋台に並ぶ列も途切れることがないくらいだった。まつりは明日も夕方まで行われ(都合で私は参加できないけれど),たこ焼きもさらに売れるかな? 売り上げはろう協などの活動費に充てられる。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2006/05/14

手話パフォーマンス

演劇企画 AZ のプロデュースによる「第10回 おたのしみ演芸館」を観に行った。プログラムは,手話落語,芝居,手話漫才,JAZZパフォーマンス。いずれも生で観るのは初めてだった。

大喰亭満腹(笑草会・飯田勝巳さん)の『まんじゅうこわい』は,手話をあまり知らなくても楽しめる。日常会話で伝聞内容を伝えるとき,その話者を演じるようなかたちで表現することも多い手話は,もともと落語とも相性が良いような気がする。

AZ(アズ)の滑稽と哀愁の交錯する芝居『こんないい商売はない』や,緒方れん&モンキー高野がパワフルに演じる漫才『GW』でも,まだまだ分からない手話の方が多いものの面白さは十分に伝わってきた。手話が分かればもっと楽しいだろうな。

そして,庄崎隆志さん(オフィス風の器)によるパフォーマンスはとくに素晴しかった。演目は『手の詩・賢治の詩』。谷 源昌さんのウッドベースを背景に手と身体で語られる宮沢賢治の世界。ゆったりした手話表現なので,私でも読み取りやすい。庄崎さんの手の動きに連れて,照明を落とした舞台にイーハトーブの「林や野はらや鉄道線路やら…虹や月あかり」が見えるようだ。
庄崎さんはデフ・パペットシアター・ひとみに所属していたというだけあって,現在のパフォーマンスでも自身の手を人形のように操っている。その柔らかく滑らかで美しい動きに魅了された。あんなふうに話せたらどんなに良いだろう。

彼のサイトに手話で朗読する「雨ニモマケズ」の一部が載っている。練習してみようかな。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/05/06

8……

[厄除八幡]手話では5を超える数も片手で表すことができる(参考画像)。日本の手話の場合,伸ばした親指で「5」を表し,それに人差し指を加えて「6」,さらに中指も伸ばせば「7」になる。これは算盤の数の置き方に似ている。
すると「8」は,小指だけを曲げて残りの指を伸ばす形になるわけだが,これが案外(とっさには)うまく出来ない,苦手だという人もいると思う。

続きを読む "8……"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006/04/24

障害+者

近ごろ目にするようになった「障がい者」という表記。私はこれがきらいだ。しかし公共団体などでは,この表記に変えていこうとするところが増えているようだ(ex. 多摩市町田市箕輪町)。

「障害者」→「障がい者」 県内で表記見直す動き(信濃毎日新聞)
県内の福祉関連団体や大学、自治体などで、「障害者」の表記を「障がい者」に変更する動きが広がっている。「害」の字には「悪くする」「損なう」といった意味もあるため、本人や家族が不快感を抱く恐れがあるとの理由からだ。

私自身はなるべく「障碍者」と書くようにしているけれど,「障害者」と書くのがいけないとは思わない。また「障害のある方」という持って回ったような言い方でも,「障がい者」と書くよりはましだろう。「障がい者」という表記は日本語として落ち着かないし,ひらがなで隠すことによってむしろ“害”を強調しているようにさえ感じられる。ことさら“害”という漢字だけに注目して「不快感を抱く恐れ」などと言い,文字を書き換えて済まそうと考えるのは,皮相的で浅薄な言語感覚によるものではないか。

続きを読む "障害+者"

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006/04/20

フリーマーケット

[apple?]先日,今年度の手話講習会開講式があり,式の後半には区内手話サークルの紹介も行われた。そのサークル活動を説明する中に「フリーマーケット」への参加という言葉があったのだが,それを手話通訳者は/自由/店/と表現していたのでアレ?と思った。
いわゆる「フリマ」はもともと flea market(蚤の市)で,free market じゃないはずだよね。別に「自由市場」という経済用語もあるけれど,フリマが free だったら「無料(ただ)」みたいな意味になってしまわないかな?

もっとも,手話には日本語の字面や音だけ借りて本来の意味と異なる語を表す場合もあるので,あるいは「フリーマーケット」の手話表現として/自由/店/が定着しているのだろうか?
……などと考えていたら,そんな“誤用”を逆手にとってなのか,思い切って「FREEMARKET」と書く団体もあったりするんだな。どうも気になってしまうんだけど。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006/04/01

手にことばを

[textbook]手話テキスト『手にことばを』初級用の全面改訂版が出ている。都内を中心に各地域で開かれる手話教室や講習会などで,この4月から使われるはずの本だ。
昨年初夏のころ,東京都聴覚障害者連盟の事務局担当の方から依頼を受け,それから今年1月末くらいまで,このテキストに載せる手話のイラストを描き続けていた。イラストは専門でないから最初は少し迷ったけれど,何より手話の勉強になると思ってボランティアとして引き受けた。
妹にも声をかけて巻き込み,彼女が会話の登場人物を,私が手話単語のイラストを分担した。通常より手指を大きめに描いて,それ以外はなるべく単純化するなど,拙い絵ながら見やすさと手話の分かりやすさを心掛けたつもり(表紙画像クリックで見本ページを表示)。
ページデザインとレイアウトは中嶋かをりさんにお願いした。おかげで安心してイラストファイル作成に専念することができ,ずいぶんありがたかった。
さいわい仕上がった本の評判も良いと聞いて嬉しい。せっかくだからこのテキストで習うために入門(初級)クラスからやり直そうかな(笑)。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2006/03/09

手話を学び続ける

[閉講式手話スピーチ]区の手話奉仕員養成講習会で一年間(10か月半)の課程が終わって,先週,区役所の会議室で全クラス合同の閉講式が行われた。
式の後半にスピーチの時間があり,昼夜各クラスから2人ずつ,計12人の代表が出て,それぞれが講習会の感想や手話についての思いを手話と朗読で表現した。私も夜の部基礎クラス代表として,もう一人の女性と交代で短いスピーチを担当した。たぶん手話自体はかなりたどたどしいものだったろうと思うけれど,クラス皆から寄せられた意見や感想に自分の経験も織り込んだ原稿をまとめ,手話表現の指導を受けながら何度か練習を重ねて準備したから,どうやら無事に終わってホッとした。少しは伝わる手話になっていたかな?

さらに次の応用クラスに進むための選考試験が先日あり,それにも全員合格したので,これまでのクラスに新しく参加する数名を加えた仲間と,4月からも講習会に通うことになった。まだまだ目標には遠い気がするけれど,学んだ手話で少しずつでもコミュニケーションが深まっていくのが楽しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧