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2006/04/01

手にことばを

[textbook]手話テキスト『手にことばを』初級用の全面改訂版が出ている。都内を中心に各地域で開かれる手話教室や講習会などで,この4月から使われるはずの本だ。
昨年初夏のころ,東京都聴覚障害者連盟の事務局担当の方から依頼を受け,それから今年1月末くらいまで,このテキストに載せる手話のイラストを描き続けていた。イラストは専門でないから最初は少し迷ったけれど,何より手話の勉強になると思ってボランティアとして引き受けた。
妹にも声をかけて巻き込み,彼女が会話の登場人物を,私が手話単語のイラストを分担した。通常より手指を大きめに描いて,それ以外はなるべく単純化するなど,拙い絵ながら見やすさと手話の分かりやすさを心掛けたつもり(表紙画像クリックで見本ページを表示)。
ページデザインとレイアウトは中嶋かをりさんにお願いした。おかげで安心してイラストファイル作成に専念することができ,ずいぶんありがたかった。
さいわい仕上がった本の評判も良いと聞いて嬉しい。せっかくだからこのテキストで習うために入門(初級)クラスからやり直そうかな(笑)。

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コメント

おめでとうございます。
自分が手がけたものが本になるってスゴイですね。
この本で多くの方が学ぶわけですもんね~
兄妹での共同作業、うらやましいですわぁ(^_^)

投稿: bluedaisy | 2006/04/01 09:41

仕事柄,本作りにはいろいろと関わってきたけれど,ひとつの本の
ためにこれほどたくさん(500点以上)絵を描いたのは初めてです。
さすがにやり甲斐がありましたね。 (^^;

むろん私たちはイラストを担当しただけで,テキストの編纂自体は,
やはりボランティアで執筆と校正,会議を重ねてこられた委員会や
事務局の方々に負って成り立っているわけですが。

投稿: rinsho | 2006/04/01 14:39

ご無沙汰しております。

先日、仕事で耳が不自由な方を受け持ちました。約2ヶ月のお付き合いでしたが、最初はコミュニケーションに時間がかかり、こちらの言いたいことが正しく伝わっているかどうか不安でした。本当は手話をマスターしておくべきだったと思いますが、時間もなく、簡単な挨拶しかおぼえられませんでした。その方の所へ行くときは、ノートパソコン片手に筆談よろしくキーボードを叩いて、重要な話をするときは手話通訳さんのお世話になり、職場のスタッフで少し手話のできる者がいたのでその手も借り、なんとか無事お世話することができました。本も一冊買ったのですが、細かいところが意外にわかりにくく、本を見ながらためしにやってみても「違うよ」と直されっぱなしでした。もうちょっと早く出ていればこのテキストをぜひ使ってみたかったです。

投稿: RAO | 2006/04/01 18:33

rinshoさんのブログを見て手話に興味が湧きました。そんな折、友達も手話を習っていることを知り、さらに興味をかき立てられていたところです。
このテキストを手に入れて、手話の第一歩にしたいと思います。

投稿: NINECUBE | 2006/04/03 09:43

RAO さん:
手話はそうそう短期間で習得できるものでもありませんから,通訳士を介したり,筆談などの手段で伝達するのは正しい方法だと思います(*)。むしろ少しでも手話を覚えようとされたということに,プロとしての誠実さを感じます。挨拶くらいでも相手の方の緊張や不安を和らげるのに役立ったかもしれませんね。
失聴当時の妻に付き添って通った某大学病院で,耳鼻科の医師の多くは筆談すらしようとしなかったし,中にはマスクをしたまま話す人さえいました(難聴専門外来なのに)。
私もその頃は携帯用パソコンをタイプして「筆談」していました(妻は声で話せば良いわけですが)。
(*いま通っている講習会を終えて,区の登録試験に合格したとしても「奉仕員」のレベルでは,医師の診療を受けたり重要な権利義務に関わる場面での手話通訳に携わることはできません。それには「通訳士」の資格が必要とされるそうです。そして手話通訳士になるのはたいへん難しい。ex. http://deaf.cocolog-nifty.com/culture/2006/04/post_e979.html

NINECUBE さん:
上に書いたように,手話を学ぶことはけして易しくはありませんが,手話に興味をもって少しでも分かる人が増えることは嬉しいことですね。
ただ,『手にことばを』は「講習会用のテキスト」なので,これを読むだけで学ぼうというのは難しいかもしれません。イラストは分かりやすいほうだという自負はありますが,やはり実際の動きを見ないと。
初めてなら,例えば次のような本が良いと思います。
『DVDだからよくわかる基本の手話』(西東社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791611977/

それから RAO さんの職場には,全日本ろうあ連盟が出している『医療の手話シリーズ』が役立つかもしれませんね( http://www.jfd.or.jp/books/ )。

投稿: rinsho | 2006/04/03 18:12

はじめまして!
現在、このテキストで講習会を受けています。
このテキストに沿ったDVDがあるのはご存知でしょうか?
それも活用してがんばってます。
私の奥さんが、出演して手話表現をやってます。

投稿: aki | 2006/07/28 17:39

aki さん,はじめまして。お知らせありがとうございます。

DVD を作る予定だということは聞いていました。
出ていたんですね(出たら頂けるかもという話もあったのですが ^^;)。
http://www.evr-online.com/catalogue/sakuhin/tenikotobawo.html

これはやっぱり機会を得て,DVD も見てみたいですね。
テキストを使って手話講習を受けられているとのこと,嬉しく思います。

投稿: rinsho | 2006/07/28 18:19

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